JALマイルを使う前に有効期限が切れてしまう!
友達との旅行や仕事などで飛行機に乗った際にJALのマイルが貯まったけど、どう使ったらよいのかわからないまま放置していたらもうすぐ有効期限が切れそう…
上記のような方は意外と多いのではないでしょうか。私も、今でこそJALマイルを貯めまくっていますが、最初は「どうすれば貯まるのか」「どのように使うのがよいのか」ということがわかりませんでした。
この記事では現在持っているJALマイル別に、私が考えるJALマイルの有効的な使い方についてご紹介していきます。記事の最後ではあともうちょっとだけマイルが欲しい…!というときの小技も紹介していますので、ぜひ最後まで読んでもらえると嬉しいです。
それでは早速見ていきましょう!
~6,999マイルの場合
まずは、所持しているマイルが7,000マイル未満の場合です。この場合は以下のいずれかで使用するのがよいと思います。
- JALPayにチャージして、日常の買い物で使用する。
- eJALポイントに交換する。
JALPayへのチャージ
JALPayとは?
JALPayとは、「JALマイレージバンクアプリ」から利用できるスマートフォン決済のことで、年会費は無料です。
スマートフォンの中にJALPayのプリペイドカード※が作られて、日常の買い物などで使用することができます。
※プリペイドカードとは、例えば10,000円チャージをすると、その10,000円を上限に、クレジットカードと同じように使えるカードのことを言います。なお、10,001円使おうとするとエラーになるので、そのときはまたチャージをする必要があります。
また、200円につき1マイルを得ることができます(還元率0.5%)
JALPayはAppstoreまたはGooglePlayからダウンロードできます。
JALPayを使い始めるには
1.JALマイレージバンクアプリの中にJALPayが含まれているので、JALマイレージバンクアプリをダウンロードします。(参考に乗せている画面はiPhoneのダウンロード画面です。)
2.JALマイレージバンクアプリを開きます。一番下の真ん中に丸い円で「JALPay」を記載されているところをタップします。
3.JALPayが起動します。チャージをタップすると、以下の選択肢が出てきます。
- 現金をチャージ
- マイルをチャージ
「現金をチャージ」からは銀行やクレジットカードからのチャージができます。
「マイルをチャージ」からは現在持っているマイルからチャージができます。
また、ApplePayをタップすると、ApplePayに登録することができます。
4.ApplePayに登録した場合は、このようにAppleWalletに入り、他の電子マネー等と同様に使用できます。
JALPayはどうやって使用する?
JALPayが使える場面は以下のとおりです。
- Amazonなど、インターネットでの買い物でJALPayのカード番号を入れて決済
- 街中のお店などで、QUICPayやMastercardタッチ決済を使用して決済
aの場合、JALPayの画面(上記3の画面)で「カード情報を確認」をタップすると、カード番号などの情報が出てきます。あとは一般的なクレジットカードと同様、支払先のサイトにカードの情報を入力すれば、事前にチャージした金額まで、決済をすることができます。
bの場合はQUICPayまたはクレジットでとお店の人に伝えて、ApplePayまたはおサイフケータイを起動し、スマホをかざせば決済できます。
マスターカードタッチで、はたぶんお店の人に通じないので、クレジットで、と伝えた方が良いです。
eJALポイントへの交換
eJALポイントとは?
eJALポイントとは、JALWebサイトでの航空券・ツアー購入代金の一部または全額の支払いに利用できるポイントのことです。
1ポイント=1円として利用することができます。
有効期限は1年間ですが、有効期限が切れる前にJALマイルをeJALポイントに再び交換すると、有効期限が1年延びます。このため、JALマイル⇒eJALポイントに交換し続けているかぎり、実質有効期限がなくなる、というのが大きな特徴です。
eJALポイントの入手方法
- eJALポイントはマイルと交換で入手することができます。
- 100マイルから交換することができるので、無駄になりにくいです。
- ただし、10,000マイル貯めて交換すると、15,000eJALポイントと、1.5倍のレートになり、お得になります。
- 10,000マイルあれば、特典航空券と交換ができるので、正直航空券の方がお得です。しかし、今すぐ飛行機に乗る予定はないが、マイルの有効期限が来てしまう…というときには有効な交換先になると思います。
できればマイルは7,000マイル以上貯めて使いたい!
ここまで2つの方法を紹介してきましたが、正直なところマイルは7,000マイル以上貯めて使うのが一番お得です。
なぜなら、ここまで紹介してきた方法は1マイル=1円の価値しかありませんが、7,000マイル以上になると1マイルの価値が1円以上になるからです。
ですので、この記事で紹介しているあともうちょっとだけマイルが欲しい場合の小技も確認していただいて、それでもどうしても7,000マイル以上にならないときに、上記のいずれかに交換するのが個人的にはおすすめです。
7,000~マイルの場合
続いて、7,000マイル以上持っている場合は、以下のいずれかで使用するのがよいと思います。
- 「どこかにマイル」を利用する。
- 特典航空券に交換する。
どこかにマイルを利用する
どこかにマイルとは?
どこかにマイルとは、行き先に関わらず一律7,000マイルで往復航空券と交換できるサービスのことです。
ちなみに、通常の特典航空券だと、路線によって往復8,000マイル~20,000マイルが必要です。
めちゃくちゃお得じゃないかと思った方、そうです、めちゃくちゃお得です笑
ただし制限があって、行き先を自由に選ぶことができません。だから「どこかにマイル」なわけですね。
ご予約の際に、4つの行き先候補地をJALからご提案。そのなかからお申し込みから3日以内に、決定した行き先をお知らせします。いつもとは違うワクワクする旅の出会いや、偶然が生み出す発見の旅をお楽しみください。(JAL公式HPより)
上記のようなコンセプトのため、確実に行きたい場所がある旅行には使えませんが、どこか自分でも思いつかないような場所にふらっと出かけてみたいなあ…というときにはとてもおすすめできるサービスです。
注意点としては、東京(羽田)、大阪(伊丹・関西)、福岡、札幌(新千歳・丘珠)発着便の路線に限ったサービスになります。それ以外の空港では利用できないため、注意してください。
特典航空券に交換する
特典航空券とは?
特典航空券とは、マイルと引き換えにJALの飛行機に乗ることができる航空券のことです。
通常であれば数万円のお金を出して購入する航空券をマイルでもらうことができます。
一例として、2024/4/30時点で、2024/6/1の東京(羽田)⇒沖縄(那覇)の飛行機の金額を見てみます。購入した場合は、17,660円であるのに対して、マイルの場合は10,000マイルで行くことができます。つまり、1マイル≒約1.7円で使用できていることになります。(下の画像も参考にしてください。)
7,000マイル以下のときは1マイル=1円でしか交換ができていなかったので、特典航空券のお得さがわかるのではないかと思います。
あともうちょっとマイルがあれば…そんなときの小技
あともうちょっとマイルがあれば特典航空券に交換できるのに…!
そんなときには、他社ポイントをJALマイルに交換することで解決するかもしれません。
主なポイントでJALマイルに交換できるものは以下のとおりです。
- Pontaポイント⇒JALマイル
- 楽天ポイント⇒JALマイル
- dポイント⇒JALマイル
- Vポイント⇒JRキューポ⇒Pontaポイント⇒JALマイル
交換レートは50%であることが多いです。(100ポイントで50マイルのイメージ)
たまにレートが上がって60%などで交換できるタイミングもあります。
また、Vポイントのように直接交換できなくてもほかのポイントを経由することでJALマイルにたどり着くことができる場合もあります。
この内容については、また別の記事で詳しく紹介する予定です。
まとめ
マイル別におすすめの使い方を紹介してきましたが、いかがでしたか。
せっかく貯めたJALマイル、どうせなら無駄にすることなく使いたいですよね。
最後までお読みいただきありがとうございました。